当院では、通常、臨床研究は文書もしくは口頭で十分な説明を行い、患者さまからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行っております。
なお、同意には、主として「文書による同意」と「口頭による同意」がありますが、臨床研究に関わる同意は、原則、文書による明確な同意を基本とします。
臨床研究のうち、観察研究(対象となる患者さまの診療データのみを匿名化して用いる研究)においては、
患者さまに対して研究を目的とした積極的な侵襲や介入がないため、国が定めた倫理指針に基づき、
「必ずしも対象となる患者さまお一人ずつから、臨床研究ごとに直接同意を得る必要はない」とされております。
しかし、「研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知または公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要」とされており、
このようなことを「オプトアウト」といいます。
上記のような臨床研究のために、患者さまご自身のデータが使用されることを望まれない場合やご不明な点がございましたら、お問合せください。
病院長
臨床研究名 | 実施期間 | 担当医師 |
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糖尿病治療薬であるSGLT2阻害薬が、実臨床において腎機能に与える影響を検討する臨床研究 | 2014年〜2021年8月 | 林 俊輔 |